因果応報

中学生1年の時、バスケ部に入っていました。ある日、男子バスケで人気の先輩とたまたま帰り道が同じで一緒に帰っているところを女バスの先輩に見られ、そこから無視、部活中不自然にボールをぶつけられるなどのいじめが始まり、それがやがて、同級生、同じクラスの人達からの無視や悪口などのいじめに繋がりました。辛くて悲しかったけれど、両親からは『負けたようで恥ずかしいから休ます学校へ行け』と言われ、逃げ場がありませんでした。進級しても、明らかないじめこそなくなったものの、どこか腫れ物扱いで、友達らしい友達もいないまま卒業。数年が経ち、私が働いてる職場に、中学時代最初にいじめてきた女バスの先輩が、おそうじさんとして入ってきました。 仲の良い同期が、『あの人所帯持ちと不倫して、自分も旦那に子供持ってかれて色々大変みたい(笑)』と教えてくれました。ボサボサの髪で化粧もせず、疲れきった顔で働いてる先輩を見て、『因果応報だな』とどこか冷めた気持ちになりました。直接私と先輩が関わることはありませんでしたが、私が寿退社する際の挨拶で、すごく恨めしそうな顔でみていた先輩の顔は今でもハッキリ覚えています。

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